2013年5月4日土曜日

ブルーベリーVol.27(富士登山、リベンジ3,776!須走口)

富士登山のリベンジ編です。

屈辱の撤退、その後。


ちなみに、前回投稿の富士登山バスツアーは、

2013年5月13日(月)15:00~の販売開始予定のようです。


気合いの須走口五合目


第一回アタックの不成功の後は、

“いかにして富士山頂を極めるか?”が昼夜問わずに脳裏をグルグル。

前回は五合目に下山時に、何も土産を買えなかった。

土産商品には必ず『3,776』が印されており、

自分にはその資格が無かったから・・・。


そう!次回は何としても、3,776に到達せねばならない。

“ご来光”は所詮オプションでしかない。

先ずは日本一を極めることが何よりも優先させるべし。



3,776mへの完全実行のために、早朝スタートの日帰りルートを計画する。

◆失敗が許されない、リベンジ・ルートプラン

須走口からの日帰り登頂を目指す。


御殿場ICから、30分程なのでアクセスは良い。

千葉を深夜に先輩のマイカーで出発。

規制中の駐車場からシャトルバスで五合目へ。


臨時駐車場は、1,000円/日、シャトルバスは往復@1,500円となる。

始発6:00に乗り込みます。


臨時駐車場(AM5時頃)


ちなみに、週末のマイカー規制は下記の曜日のパターン。

7月19日(金曜日)17時~7月21日(日曜日)17時

→ 金曜日の17時前に上がっていって、下山者の車両が開き次第駐車pへ。

車内で仮眠をとり、ご来光時刻に登山スタートもありかな。

(実際のこのパターンでの五合目付近の駐車事情が未確認ですが。)

※規制時間帯も五合目からは下れます。



翌日の天候を確認後に出られるので、

日帰りルートの心配は高山病のみだ。

全開マスターの“牛歩戦術”と深呼吸でしのぐ。

ガス欠しないように、短時間での吸収を期待できる流動エネルゲンも持参。


富士宮ルートと合流し、前回屈辱の転進ポイントを通過!

山頂に近いほど斜度がきついなぁ。

そして浅間神社に登頂!



しかし、『まだ!まだぁ!』

お鉢めぐり(山頂噴火口を1周)で目指すは剣ヶ峰3,776ポイント。

右回りで巡ったが最後の試練の急斜面をも乗り越え、

キター!正にキター!

本当に、嬉しかった。

達成感を胸に記念撮影。


3,776m

◆3つ目の課題は、登山の基本にあった。

ここでは気付いていない、3つ目の課題が下山時に露呈する。

登山に限らず、冒険にはつきものの復路の体力消費です。

今回の須走口ルート選択の意図には、下山時刻の行程管理も

念頭にありました。

“すばしり”で快走下山、シャトル時刻にも余裕を持って間に合う。予定でした。


なめていました。“須走”恐るべし。

下っても、くだっても、降っても・・・。

途切れることなく、確実に体力を消費していく感じでした。

※山頂でのお鉢めぐりでも、1時間以上は歩いていますので。





そして、最悪なことにマイ・シューズが故障!

ミッドソール部分のポリウレタンが、加水分解していた。

あるんですね。平和ボケの日常生活で、全く危機感なかったですが。

数年前から使わずの放置トレッキング・チューズで、

前回のアタック後に、じーっと見つめるとその予兆はあったのです。


結構、強行軍でしたがしっかりとリベンジを果たし、

人生でまたひとつ、自分の胸に勲章を付けることができました。


以上、H12年度の富士登山:投稿者の場合ということで、

ご参考ください。


(復路の高速では、助手席にて爆睡でした。

先輩ドライバーに誠に申し訳ございませんでした。)



【装備・持ち物】
・帽子(風に強いもの)
・サングラス(直射に強いもの)
・日焼け止め
・首周りの日焼け対策(くっきり残ります。)
・夜間であれば、ヘッドライト
・耳栓(山小屋でザコネであれば。)
・気温に対応できるウェアー
・手袋
・バックパック(行程・ルートに応じた収容量で。)
・補充するエネルゲン
・水(重くない程度)
・100円玉(有料トイレ用)
・ヒザとか足首とかのサポーター(故障持ちの方)
・スパッツ(須走では必須アイテム。他でもご用意をおすすめ。)
・シューズ(ローカットでないもの。)

※金剛杖(ストック)=個人の気合いに応じて準備

◆持ち物は雨天時に全ての条件が変わります!
・ザックのカバー(絶対に必要。)
・レインコート(足の下までヒラヒラしないもの。)
・手袋(濡れてグショグショにならない素材で。)


◆富士山、祝!世界遺産でおすすめルート、についてちょっと知りたい。




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